超小型で防水、さらに衝撃に強くて綺麗に撮れるという、アウトドアに最適なカメラ「GoPro」シリーズ。
近年大きな話題となり、人気も上昇を続けていますが、様々なモデルが発売され、どれをすれば良いかわかりにくくなってきました。
また、高性能な分値段も高く、試しに使ってみたいという方はなかなか手が出しづらい状況ですよね。
そこでこの記事では、GoProシリーズの性能の違い、お得に利用できるレンタルサービスの紹介をしています。
GoProの性能比較とレンタル料金
Rentio | DMMいろいろレンタル | ReReレンタル | レンタル館 | |
---|---|---|---|---|
GoPro HERO4 Session | 3,480円/3泊4日 | - | - | - |
GoPro HERO4 ブラックエディション アドベンチャー | 4,480円/3泊4日 | - | 4,980円/3泊4日 | - |
GoPro HERO4 シルバーエディション アドベンチャー | 4,980円/3泊4日 | - | 5,280円/3泊4日 | - |
GoPro HERO5 Session | 4,480円/3泊4日 | - | 5,280円/3泊4日 | 5,600円/2泊3日 |
GoPro HERO5 Black | 5,980円/3泊4日 | 4,240円/2日 | 5,980円/3泊4日 | 6,440円/2泊3日 |
GoPro HERO6 Black | 9,980円/3泊4日 | 6,040円/2日 | - | 7,280円/2泊3日 |
GoPro Fusion | 14,800円/3泊4日 | - | - | - |
全モデル共通の仕様
当たり前ですが、全モデルで写真や映像の撮影が可能です。
さらに、どのモデルも防水機能が付いているため、水中でも撮影することができます。
GoProシリーズはもともとアウトドア用に作られたカメラですので、この辺りは全モデルに共通した機能になっていますね。
逆にモデルごとに違っている部分は、画質や手振れ補正、WifiやBluetooth接続、GPSの有無などです。
もちろん高いモデルほど高性能ですが、使い方次第では必要ない機能もありますので、自分にあったモデルを選びましょう。
GoPro HERO4 Sessionの性能
2015年発売のモデルで、生産は終了していますが、販売やレンタルをしているサイトではかなり価格が落ちてきています。
このモデルの価格が落ちた理由としては、すでに同じ系列の商品が出ており、2世代前の商品となったからです。
しかし試しに使ってみる程度であれば十分なスペックを持っていますし、初めてのGoProであれば感動もあります。
対応画素数は800万画素、動画は1440p30、1080p60と720p100で撮影が可能です。
しっかり綺麗な映像を撮りたい方にはお勧めしませんが、GoProがどんなものか知りたいという方には、価格も安いですし利用しやすいモデルですね。
GoPro HERO4 ブラックエディション アドベンチャーの性能
名前がGoPro HERO4 Sessionとよく似ていますが、最後の部分が「ブラックエディション アドベンチャー」になっています。
ナンバリングが同じ「4」ですので、世代的には同じですが、機能面ではこちらの方が優れています。
まず、動画撮影時の最大画質が4Kになりました。
また、WifiやBluetooth接続も可能となった他、マイクがより高性能になり、音声も綺麗になっています。
そしてもっとも大きな違いは、ディスプレイが付いたという点ですね。
撮影したその場で画像を確認できる他、操作性も上がっています。
GoPro HERO4 シルバーエディション アドベンチャーの性能
こちらも「4」世代のモデルです。
名前がブラックエディションと似ており、性能もほとんど変わりません。
違っているのは、最大画質の4Kで撮影した際、ブラックエディションでは30fps、シルバーでは15fpsになるという点です。
(fpsは1秒間に何コマの画像が流れるかという数値で、これが高いほど滑らかな動画になる)
なぜかレンタルサイトでは、fpsで劣るシルバーの方が高い利用料になっていますので、どちらか迷った際にはブラックを選びましょう。
GoPro HERO5 Sessionの性能
ここからは世代が「5」に変わります。
こちらはSessionシリーズですので、小型ですがディスプレイは付いていません。
撮影時の画質は、4 ブラックと同じで動画撮影時は4Kにも対応している他、1080pでの撮影時にはfpsが90になります。
さらに新しくなった点は、音声コントロール機能や、自動でクラウドに保存する機能が付いたというところです。
どちらも最近のモデルには欠かせなくなっている機能ですので、1世代前のモデルですが、あまり遜色ない働きをしてくれます。
GoPro HERO5 Blackの性能
こちらのモデルは、GoPro HERO5 Sessionにディスプレイを付け、さらにグレードアップされたものになります。
まず、動画を1080pで撮影する際、fpsが120になりました。
通常60fpsあれば十分滑らかな映像なのですが、120fpsとなると驚きの滑らかさですね。
さらに、追加機能としてGPS機能やRAW・WDRデータ保存機能があります。
GPS機能では、撮影した画像や動画に、どこで撮影したのかという情報を付けることができます。
様々な海に行って撮影するサーファーや、旅に出る自転車乗りなど、後から見返すときに位置情報があると便利ですね。
RAW・WDRデータ保存機能については、正直多くの人には必要ありません。
これは撮影した画像をjpgとして圧縮保存するのではなく、元データとして保存することで後から編集しやすくするというものです。
さらに加えて、HDR撮影にすることで、明るすぎるところや暗すぎるところを綺麗に映すことも可能になっています。
こだわる人には嬉しい機能ですが、普通に撮影したいだけれあれば、持て余す機能の第一候補ですね。
GoPro HERO6 Blackの性能
世代が「6」になり、大幅に進化したGoProです。
まず、ついに4K撮影時のfpsが60になりました。
正直30fpsではカクカク感が否めませんでしたが、60になったことで一気に滑らかさが増しています。
さらに4K撮影中のズームやスロー撮影にも対応し、撮影方法の幅が広がりました。
手振れ補正やマイクなど、5に比べて全体的に品質が上がっています。
価格も高めなので、手が出にくいですが、こだわりのある方はこのモデルが良いのではないでしょうか。
5 ブラックも十分綺麗に撮影できますので、自分自身のこだわりやお財布事情と相談して決めましょう。
GoPro Fusion
こちらはGoProシリーズの最新モデルです。
GoPro史上初、360度撮影可能な全天球カメラとなりました。
さらに画質も進化しており、動画撮影時の最大画質は5K(30fps)です。
これは他メーカーの全天球カメラと比較してもトップクラスの画質となっており、アクションカメラとしても全天球カメラとしても優秀なモデルですね。
撮影した映像は専用のスマートフォンアプリで簡単に編集できるため、発売当時はこのカメラで撮影した映像がSNSに溢れていました。
また、4つのマイクを使って録音しているため、撮影した動画の音声も360度様々な角度から聞こえてきます。
購入価格もレンタル料も高めですが、やはりそれだけ価値のある体験ができるカメラですね。
GoProレンタルのメリット
とても便利なGoProレンタルサービスですが、メリットとデメリットに分けて考えてみます。基本的にはメリットばかりなのですが、デメリットというか注意点もありますので確認しておきましょう。
すでにGoProレンタルを考えている方や必要性が分かっている方は、「オススメのレンタル会社比較」から読み進めていってください。
購入よりも圧倒的に安い
まずは、当たり前なのですが、購入するより圧倒的に金額が安く済みます。
高性能や最新機種という購買欲に負けて勢いで買ったものの意外に使用頻度が低かったり、買った値段に対してそこまで使っていないというのはよくある話です。
結局、その当時最新機種で高性能でもしばらくするとそのスペックを超えるカメラが発売されてしまいますので、冷静に使用目的や購入後の利用シーンを考えてみるとレンタルだけで安く済ませられるかもしれませんね。
たとえば最新のGoPro HERO 6 Blackを公式から購入する59,000円(税抜)ますが、レンタルだと3泊4日9,980円などから利用できます。
利用目的に合わせたアクセサリーもレンタルできる
上記の「購入よりも安い」と似ていますが、年に数回の利用シーン(マリンスポーツや子供の運動会など)でわざわざアクセサリーを購入するよりも、セットでレンタルする方がはっきり言ってオススメです。
GoPro純正アクセサリーは意外に値段のするモノも多いので、購入するかレンタルするか良く考えてみましょう。
保管やメンテナンスが必要ない
アクションカムのGoProだから手入れも雑でいい、なんてことはありません。
それこそ雑に保管したり、手入れを怠ってしまい壊してしまう可能性もあります。レンタルであれば保管やメンテナンスに関しては気を使う必要がなく「使いたい時に使う」という気軽さがいいですね。
レンタルのデメリット(注意点)
在庫切れ
レンタルでは人気のモデルが品切れで、使いたい時にレンタルできない!ということもあり得ます。レジャーシーズンやイベント時期などは、品薄になる事もありますので早めに計画を立てて予約しておきたいところですね。
返却期限や延長料金
あまりないとは思いますが、出掛け先で急な延長(交通機関が止まってしまったりなど)があった場合、追加料金を取られてしまうなど出費が意外にかさんでしまうなんて事もありえます。
海外旅行や天候が悪い時期の旅行などは余裕を持った期間で借りてもいいかもしれませんね。
GoProのレンタルがオススメの人
このようにメリットが多いGoProのレンタルサービスですが、どのような人にレンタルがオススメできるのでしょうか?
こちらでは、GoProレンタルをぜひとも前向きに考えてほしい状況の人を例として出していきたいと思います。
該当する方はレンタルをぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
年に数回程度しか使う予定がない方
仕事関係でカメラをよく使ったり、カメラそのものが趣味だという方以外は、年間にそう何度もGoProを使う機会もないのではないかと思います。
- 年に数回の旅行
- 子供の運動会やスポーツ行事
こういったシーンでGoProがあるといい映像も撮れると思いますが、これらは1年に何回もするものでもないですよね?
お金の話をすると、新品の最新GoProを買うと約6万円。レンタルだと約1万円。1年に6回以上使ってあげないと、レンタルの方が安く済むかも…という判断ができたりしますね(もちろん買えば数年は使えますし、売ることもできるので一概には言えませんが)。
目先ではGoProが欲しい!と思っていても、先々の事も考えてそこまで使わなそうであればレンタルをオススメします。
GoProの購入で悩んでいる方
GoPro購入で悩んでいる方にも案外レンタルサービスはオススメです。
人によっては買ってみてもこれじゃなかったと思ったり、上のようにそこまで使わないなんてこともあり得ます。
まずはお試しといったところでレンタルしてみて、性能や使い心地を確かめるというレンタルの使い方もあります。
結局購入することになればその分レンタル料は余分な出費となりますが、逆に必要なかったという判断ができるかもしれません。
GoPro買いたいけどどうしよう…と、本当に悩んでいる方は1回レンタルしてみてはいかがでしょうか?
「新商品」「新機能」という言葉についつい誘惑されがちな方
ガジェット関係の「新商品」「新機能」という言葉は魅力的ですよね。ついつい誘惑されて新しいものを買ってしまう方も多いはず。
しかし、GoProもそうですがガジェット関係は毎年のように新商品が発売されます。その度に誘惑されていたら、古いタイプは使わなくなるし、また新しいモノを買ってしまうし…とお財布に優しくありません。
デメリットでもお伝えしたように新商品や人気商品は在庫が無いということもあり得ますが、新商品でも順次レンタルできるようになってきますので、レンタルだけで新商品を使っていくという方法もあります。
オススメのGoProレンタル会社比較
こちらでは、実際にGoProのレンタルをしようとしている方に対して、オススメのレンタル会社をいくつか比較していきたいと思います。
- 料金
- 取り扱い製品
- 利用しやすさ
など比較していきますので、気になるところのサイトからチェックしていってみてください。
Rentio(レンティオ)
機種 | GoPro HERO 4~6(Sessionシリーズを含む) |
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金額 | 3泊4日9,980円〜(GoPro HERO 6の場合) |
利用可能期間 | 最低3泊4日〜最大15泊16日まで |
送料 | 往復送料無料 |
アクセサリーレンタル | ほとんどのGoPro純正アクセサリーがレンタル可 |
GoProだけではなくカメラや家電のレンタルに特化しているRentio。
旧型から最新作のGoProまで豊富なラインナップが魅力で、アクセサリー関係もバッテリーからスタビライザーまで揃っています。
サイト内にも「旅行」や「ダイビング」などの利用シーンに合わせたオススメ商品も教えてくれるので、とても利用しやすい形になっています。
また、サイトが見やすく、レンタル方法も指定した住所に製品が届いて返却はコンビニから送るだけと超簡単です。
DMMいろいろレンタル
ReReレンタル
レンタル館
機種 | GoPro HERO 5~6(Sessionシリーズを含む) |
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金額 | 1泊2日5,200円〜(GoPro HERO 6の場合) |
利用可能期間 | 最低1泊2日(1泊2日の場合は店頭等受け渡しのみ)〜 |
送料 | 往復送料無料 |
アクセサリーレンタル | 基本的なGoProアクセサリーがレンタル可 |
店頭受け渡しのみにはなりますが、1泊2日からのレンタルが可能なところが魅力的ですね。短時間の利用の際などにかなり向いているかと思います。
アクセサリー関連のレンタルできる種類の豊富さに関してはRetioにはおよびませんが、使用頻度の高い基本的なアクセサリーはしっかり揃っていて、とくにスタビライザーの種類が豊富です。
スタビライザーはあまり馴染みがないとは思いますが、ブレを抑えてくれてとても綺麗な映像が撮れますのでGoProとの相性は抜群です。綺麗な動画を撮ってみたい人はぜひ使ってみてください!
サイト自体はカメラやモニターなどの映像機器のレンタルがメインになっており、アクションカム以外の撮影機器レンタルにも興味を惹かれてしまいますね(ちょっと見にくいです…)。カメラ趣味の方向けでしょうか。
さまざまなカメラをレンタルして試してみるのもおもしろいかもしれません。